タイ旅行のトラブル・犯罪・注意事項

プーケット情報

在タイ日本大使館からのお知らせ  

タイへ渡航予定の皆様へ

旅券の管理について

紛失・盗難

旅券の紛失又は盗難の場合には,紛失・盗難場所を管轄する警察に行き,通称「ポリスレポート」の作成を依頼して下さい。

当館において「ポリスレポート」と申請に基づき,「旅券」,「帰国のための渡航書」を発給することとなります。

「旅券」又は「帰国のための渡航書」を受領後は,タイ入国管理局において,所要の手続き(入国印転記,入国年月日の確認等)が必要です。
帰国便が差し迫っている場合には,タイ入国管理局及びタイ警察における手続の関係で予定どおり帰国することができなくなることがあります。

フライト便の変更やホテル延泊などで,予期せぬ経済的負担を強いられることにもなりますので,旅券の保管管理には十分気をつけて下さい。
http://www.th.emb-japan.go.jp/jp/consular/passport.htm

 

海外旅行傷害保険について

交通事故・事件・病気

トラブル防止のためにいくら注意を払っても、交通事故や事件等に巻き込まれないとは限りません。また、海外では、日本と違う環境でのストレスや疲労により、思いがけない病気にかかる可能性もあります。

海外旅行傷害保険に加入

特に思わぬトラブル等により入院・手術などが必要となった場合には、タイでの医療費は非常に高額となりますので、そのような事態に備えて事前に海外旅行傷害保険に加入することをお勧めします。

クレジットカード付帯保険

海外旅行傷害保険が付帯されているクレジットカードもありますので,クレジットカードを所持している場合については旅行前に契約内容をご確認されることをお勧めいたします。

タバコの許容本数を超えた持込みに対する取り締まりの強化

タバコは1カートンのみ

~「知らなかった」は通用しない厳格な取締まり,一時的な預かりでもダメ!~
タイ物品税局では,たばこ及び酒類の不法持ち込みで当局により摘発された者に対し,高額な罰金を科しています。

たばこについては,紙巻きたばこであれば200本(1カートン),葉巻等であれば250gまで,また酒類については1リットルまで免税での持ち込みが認められます。

これら免税たばこや酒類等について,規定量を超えてタイ国内に持ち込もうとした場合,税関検査で摘発されると高額な罰金を科せられるほか,

物品も全て没収されます。
こうした検査・摘発はタイ当局の主権・判断に係わる事項ですので,在外公館が摘発された人に代わって交渉したり,判断に異議を唱えたりすることはできません。

摘発を不服として罰金支払を拒否した場合や罰金が支払えない場合には裁判となりますが,その間,身柄を拘束されることもあります。
タイへ渡航される皆様には,当地の法律を守り,快適なタイの滞在を過ごされるようお願いします。
なお,タイ国政府観光庁によれば,たばこについて「他人の分を1人で持っているだけでも没収及び罰金となります。」とのことです。

以下URLを参考にして下さい。
http://www.thailandtravel.or.jp/about/basic.html
【事例】空港において,入国手続きの際,団体旅行グループの1人が,全員分のたばこ及び酒類を一時的に預かり,タイ国内に持ち込んだところ,

当局が,同人物を職務質問,十数カートンのたばこと数十本の酒類を発見し,「違法」であると判断して,摘発。

観光客被害の多いトラブル

(1) 睡眠薬強盗 ~見知らぬ人からの「声掛け」に注意して下さい~

旅行中に見知らぬ人から声を掛けられ,飲食を共にした際,料理,酒類,ソフトドリンク等の飲食物に,薬物等を混入され,意識不明に陥ったところ,現金,クレジットカード,パソコン等の所持品を奪われたというケースが発生しています。見知らぬ人(特に女性)から声を掛けられ,飲食物を勧められた場合には,「これは,おかしい。睡眠薬強盗では?」という警戒心を持って下さい。
 

(2) 宝石,オーダースーツ店の購入トラブル~契約する前によく考えて~

王宮及び有名寺院周辺,カオサン通りで,タイ人男性に「今日はお寺が休みだから,別の観光スポットに連れて行く。」と声を掛けられトゥクトゥク(三輪タクシー)に乗せられる。観光案内の後に,「この近くに良いお店があるから,一緒に行きましょう。」と言葉巧みに誘われ,「宝石店」又は「オーダースーツ店」に連れて行かれ,相当額の宝石の購入又はスーツのオーダーを勧められ,断ることができずに購入してしまう。後になって購入したことを後悔して,返金を求める際に店側とトラブルになる場合があります。
購入を決定する際は,よく考えてからオーダーして下さい。
 

(3) 薬物犯罪 ~薬物犯罪者にならないために~

タイ国家警察は,タイ国内全域,特に観光スポット,繁華街や有名ビーチリゾート等における「違法薬物(覚醒剤,麻薬,大麻等)犯罪」の取締り・摘発を強化しています。
親しげに近付いて来る人物から,「怪しい錠剤」,「乾燥した植物の葉」等を絶対に購入しないで下さい(無料でも受け取らない)。
これらは違法薬物の一種である「MDMA(合成麻薬)」,「ヤーバー(覚せい罪)」,「大麻」等の可能性があります。
タイでは違法薬物を所持していた場合,販売目的所持とみなされると起訴され,殺人罪よりも厳しい罰則(死刑,終身刑,50年の懲役刑等)が科されます。
 

(4)レンタル業者とのトラブル ~高額料金を請求されることも~

リゾート地(サムイ,パタヤ,プーケット島及びパガン島など)でバイク又はジェットスキーをレンタルして,いざ返却する際に「車(船)体に傷を付け,破損させた。」として高額な修理費を請求され,レンタル業者とトラブルになるケースが発生しています。また,レンタル業者は,損害保険に加入しておらず,事故を起こした際には高額な修理費の支払いを請求します。ジェットスキー,バイクをレンタルする際には,必ずレンタル業者立ち会いの上,船体,車体の損傷の有無を確認し,カメラ等がある場合には必ず写真撮影を行い,トラブル発生時の処理方法が記載された契約書面の交付を受けるなど,返却時のトラブル防止に努めてください。
また,自動車やバイクの運転に関しては,有効な運転免許証が必要であり,無免許運転や飲酒運転等交通違反が原因で,事故を発生させた場合,法律により厳しく処罰(逮捕勾留)されます。

 

タイの文化,風習への理解

タイ滞在が楽しいものとなるように,タイにおける風俗・慣習を理解し,敬意を払うと共に人々に不快感を与えないよう,

 

日本にいる時と同様,節度ある行動を常に心掛けて下さい。

タイ国民の多くは敬虔な仏教徒であり,寺院及び王室等の関連施設及びその周辺における行動及び服装等については,

「みだりに肌を露出する服装等を避ける。」,「粗野な行動を慎む。」等配慮が必要となります。

問い合わせ先等

○在タイ日本国大使館領事部
   電話:(66-2)207-8502、696-3002(邦人援護)
   FAX :(66-2)207-8511

○在タイ日本大使館ホーム・ページ
http://www.th.emb-japan.go.jp/

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